自動車ガラス修理
ガラスのヒビは早めにご相談ください
フロントガラスは走行中の突然の飛び石などでヒビが入ってしまうケースが少なくありません。ヒビをそのまま放置すると、見た目も不安なうえにドライバーの視界を阻むなど、事故につながる恐れがあり大変危険です。
ヒビにも種類があり「ブルズアイ」と呼ばれる振動などによるヒビの場合、ヒビが広がる危険度は低く、フロントガラス修理で簡単に直せる状態なので低コストで修理できます。
一方「スターブレイク」と呼ばれるヒビの場合は広がる危険度が高く、特にブルズアイ・スターブレイクが同時に起きた場合のコンビネーションはヒビが広がる危険度が高いです。雨水や塵なども溜まりやすくなるため、劣化が早まり修繕費が高くなりますのでお早めのフロントガラス修理をおすすめしております。
自動車ガラスの修理前にやってほしいこと
やってはいけないこと
すぐにフロントガラス修理を依頼できない場合、修理までの間に次のような点にお気を付けください。
・水やチリが侵入するのを防ぐため、ヒビの部分に透明なビニールテープや水を通さないものを貼り付けて保護してください。
・水を防ごうと撥水剤を塗布すると、修理時に使う溶剤を弾いてしまい修理ができません。撥水剤は塗布しないでください。
・また、デフロスターも外気と車内温度差を生じて、ヒビが広がるリスクが高まるのでお控えください。
・運転時にはデコボコ道など衝撃が加わる道での走行をなるべく避け、慎重に走行されるのがおすすめです。
以上の点にご注意いただき、なるべく早く修理にご来店ください。
ガラス修理が可能なヒビの大きさ
フロントガラスが破損した場合、修理でカバーできるケースとガラス交換が必要なケースがございます。
コスト面だけでなく、強度や安全性の観点からフロントガラス修理が可能なのは100円玉で隠れる程度が基本です。
100円玉を超えてヒビが広がっている場合をはじめ、ガラスのフチから10cm以内や小さなヒビでも運転上の安全性や耐久性などに問題があると判断した場合にはガラス交換をおすすめしております。
当店ではガラス交換も行えますので、ワンストップで対応できます。
まずはお気軽にご相談ください。補修になりますので修理痕・作業中作業後ヒビが伸びてしまうこともあります。
自動車のガラス修理に自動車保険を使えますが
翌年度の等級は下がりますのでご相談ください
任意加入の自動車保険で車両保険を付保されている場合、フロントガラス修理に車両保険で費用を賄うことも可能です。
ただし、車両保険を使われると等級がダウンしてしまうため、翌年度の自動車保険料が高くなってしまいます。
フロントガラス修理にかかる費用と等級ダウンでアップする保険料とを比較したうえで、車両保険を使われるかご検討いただくのがおすすめです。
弊社では修理にあたって事前にお見積もりをして費用をご提示するのはもちろんですが、ご加入の自動車保険の等級や保険料に照らし合わせ、総合的な観点からいずれが低コストで済むか、今後を考えてのアドバイスもさせていただきます。
桜川市を中心に多くのお客様に対応した豊富な経験を有しておりますので、ご満足のいくご提案が可能です。
車両保険を使うか迷われている方、どのようなタイミングや内容で車両保険を使えば良いかわからない場合はお気軽にご相談ください。
フロントガラス修理の流れ
step.1) ヒビの状態のチェック
まずはヒビの状態をチェックします。
修理が可能な大きさか場所かをしっかりとチェックしたうえで、状態によってはガラス交換のご提案をさせていただきます。補修になりますので多少傷跡が残ります。
step.2) 衝撃点の補整
専用の極細ドリルビットを用い、飛び石などがあった衝撃点をドリルで削って表面を整えます。
細かく砕けてしまった衝撃点を補整しながら、専用の溶剤が入り込みやすくするのが目的の作業です。
step.3) インクジェッターのセット・ヒビ内部の空気吸引
インジェクターと呼ばれる道具でヒビの内部に入り込んだ空気を抜き取ります。
step.4) ヒビ内部へレジン注入
ヒビの内部に、透明で固まると高い硬度が期待できるレジンと呼ばれる溶剤を注入していきます。
これにより、ヒビによって損傷したガラスの代わりとして、ヒビの内部までカバーしてくれます。
step.5) レジンの硬化
レジンを専用の機材を使って、しっかりと硬化させ強度を高める大切な工程です。
step.6) 衝撃点の仕上げ
レジンが十分に硬化した段階で余分なレジンを削り取り、コンパウンドで磨きあげます。